ハチミツ島のカーニバル
2月末と言えばカーニバル！リオのカーニバルが世界中で有名やけど、ブラジル全土で開催される一大イベント。もちろんクリチバも例外ではない。でも同時にカーニバルは最後のバカンスを楽しむ時期らしい。年末からこのカーニバルまでは長い"休暇"で、旅行したりゆっくり過ごす。仕事に本腰を入れるのもカーニバルが終わってから、大学も2月中旬から始まるけど学生はカーニバルが終わって3月からしか授業に行かないとか…これで社会が回ってるんだからすごい。ということで、ブラジル着いてわずか5日、ルームメイトとその友達8人でバカンスへ。クリチバから車で2時間弱、海辺の街パラナグアへ。途中暑さで車のバッテリーがあがりみんなで車を押すことに。どうなることかと思ったけど、通りがけの親切なおじさんがバッテリー直してくれてさぁ出発。アミーゴ(友達)って声をかけて助けに来てくれた救世主、ブラジル人のフレンドリーさや親切心に感動した～。それから20分くらいして船乗り場へ。往復35レアル、チケットを買い乗船。そして船に揺られること30分、やってきましたハチミツ島(Ilha do Mel)！ONEPIECEとかマンガにありそうな名前の島やね～。ちょっとしたリゾートって感じらしい。ブラジル人が口を揃えて「わぁ美しい、なんてキレイなんだ。素敵すぎる」って言う島。父親の実家が島だし、海が近い唐津で育った自分からしたらただの綺麗な島なんやけど、ちょっと大げさやなぁ…ブラジル人は海と自然への感受性が豊かみたい。
みんなでコテージ借りて3泊4日(残念ながら1日目は風邪でダウンしてたけど)、海で泳いだり灯台や要塞に行ったり、夜はみんなでカードゲームやバンドのライブに行ったり、とビーチライフを満喫しました。おかげさまで真っ黒です。カーニバルといえば町の中でどんちゃん騒ぎというイメージやったけど、こういうカーニバルもあるんやなぁと学びました。自分の拙いポルトガル語にも真剣にコミュニケーションを取ろうとしてくれるブラジル人の寛容さにも触れたハチミツ島のバカンスでした。
行き方：クリチバ(Curitiba)のバスターミナル(rodoviária)から船乗り場まで毎日バスが出ています。バス会社はViação Graciosa(ビアサン・グラシオーザ)、窓口でIlha do Mel(イーリャ・ド・メウ)と言いましょう。値段は往復で80レアル、バスは片道2時間15分です。船は往復35レアル、レシートのようなものがチケットなので帰りまで捨てたりせずに保管しといてください。泊まるところはたくさんあるようなのでBooking.Com等で探してみてください。
