親友Sとのブラジル旅行 プロローグ②
サンパウロ動物園を出たあとは続いて水族館に向かいます。最寄りのサントス・イミグランチス駅(Santos Imigrantes)から長い坂道を登ること約15分。やっと着きました、サンパウロ水族館！額には大粒の汗です💦
さっそくチケットを買いますがこれがちょっとお高い。学割も利かないのでしぶしぶ８５レアル払いました。館内に入ってみると、これが面白い。ブラジルらしいアロワナやカラフルな熱帯魚がたくさん泳いでます。そして何よりも内装がおしゃれ。
沈没船をイメージした館内は子どもたちにとっては魚を見るより楽しいのではないかと思わせるほど。日本の水族館って整然としてて床などオフィス感がありますが、サンパウロ水族館は魚たち以外にも楽しめる要素満載のテーマパークって感じです。
魚を見て化石ゾーンも過ぎ、次は恐竜。なんと動物園に引き続きジュラシックパークがありました！どうやらブラジルではジュラシックパークがすごく人気みたいです。 ですがもっぱら子どものアトラクションみたいなので大人でジュラシックパークを楽しみたい方はUSJに行きましょう。
ジュラシックパークを抜けるとペンギンです。
日本はケースの向こう側に島があって手前で泳ぐペンギンを見るという感じだと思いますが、ブラジルは手前にも島があるのでこんな感じでとても近くでペンギンを見れちゃいます。やっぱりペンギンってかわいいですよね。すぐ近くにはスピーカーもあってボタンを押すと中にいるペンギンたちの声が聞けます。ガラス越しだと静かですが中はとても騒がしいんだなと感じました。
さてお次は売店。お土産屋さん…え、もう終わり？これだけ？８５レアルも払ったのに？ショックを受けました。せっかく高いお金を払ったので入口まで戻って館内をもう１周。結果３回同じ水槽を見てお土産屋さんへ。どんなのが売ってるんだろうかと見ていると奥に順路を発見。まだ終わってなかった！出口じゃなかったんだ！あとでわかりましたが、難破船というコンセプトのゾーンがここで終わりということだったらしいです。次に現れたのがアマゾン。
熱帯ジャングルをイメージした水槽には大きいピラニアみたいな魚がたくさん。マナティもいるらしいのですが発見できませんでした。道順通りに行くとこの水槽の上を歩いていきます。水面にはさっき確認できなかった世界最大の淡水魚ピラルクーがうじゃうじゃいました。
そしてこのゾーンを抜けると待っているのはアフリカ。
魚はいなくてサルや小型の動物ばかり。水族館というよりは動物園といった感じ。次のインドネシア、オーストラリアも同様でした。動物園でも人気のカンガルーやコアラなどがいます。水族館でありながら動物も観れるのは一石二鳥だなと思いました。みんな暑さのせいかぐったり寝てましたけどね。
動物ゾーンを抜けてちょっと休憩。売店があって食事スペースがあります。すぐ隣にはアシカの水槽もあって、やっぱり内装も凝ってるしとってもいいなと思いました。節約のためにクリチバで買ったパンを食べて充電完了。アシカが気持ちよさそうに泳いでるのを間近で見たらいよいよクライマックスへ。最後に待っていたのはホッキョクグマ。デカい！しかも２頭いる。ブラジルの暑さは堪えるだろうけど威厳と風格をまとってのしのし歩いてました。
入る前はちょっとお高いと感じていましたが、ブラジルの水族館は日本と全然違うテーマパークだなと思いました。Vale a pena（行く価値のある）でした。
・サンパウロ水族館(Aquário de São Paulo)
開園日：月ー日 9:00～19:00（最終入場は17:00）
チケット：大人８５レアル、１２歳以下と６０歳以上は４２レアル
行き方：地下鉄の緑ラインSantos Imigrantes(サントス・イミグランチス)駅から歩いて１５分弱です
親友Sとのブラジル旅行 プロローグ①
さて、同期と感動のお別れをしたバスターミナルを発ち、夜行バスでサンパウロを目指します。今日から中高6年一緒だった親友のS君が福岡から来るんです！ブラジルに！これは一緒に旅行するしかないでしょ！明日の夕方サンパウロの空港に到着するのでお迎えです。
9月5日。目が覚めるともうすでにサンパウロ。でもちょっと明るすぎない？クリチバ−サンパウロ間は夜行バスで6時間の距離なので6時前には着く予定、でも時計見ると7:30…結局10時間近くかかって8時にバスターミナルに着きました。さて、S君が夕方空港に着くので時間をつぶさないと。でももうプランは考えてあります。動物園と水族館です！ブラジルって動物の宝庫だから絶対日本では見れない動物がたくさんいるだろうな〜展示の仕方もきっと違うだろうな〜ってことで行ってみました！
サンパウロ動物園。印象としてはとにかく広い。早朝の空いてる時間で1人さくさく歩いても2時間くらいかかりました。さらに奥にはサファリゾーンもあるらしく本当に広い動物園です。
ライオンやゾウなど日本でも人気のあるものからジャガーやオニオオハシなどブラジルらしい動物までたくさんの種類の動物がいました。ネコ科の動物と鳥類が多かったです。
日本の動物園って展示という感じで人間目線で観察しやすく作ってあると思いますが、サンパウロの動物園は動物目線で自然の中に動物を入れたって感じ。草が生い茂ってたりちょっと見にくい所があるなと思いました。それと朝一で行ったので小屋に潜んでる動物が多く、全部見れなかったのがちょっと残念でした。
でもそれを癒してくれたのが子どもたち。好奇心旺盛な幼稚園の子どもたちが興味津々にゾウやキリンを見ています。可愛すぎる。そしてチンパンジーの所では怖がって僕の後ろに隠れる男の子。先生が「怖くないからおいで」って言っても「嫌だ！」って僕の足にしがみついてくる。それはもう反則やろ！本当にかわいい子どもたちに癒されました。
さらにジュラシックパーク発見！化石とか恐竜とか太古のものにロマンを感じずにはいられない性分なので行ってみます。すると迷路のようなアトラクションがありました。中から恐竜の鳴き声もするので、きっと恐竜が潜むジャングルを歩いて探検するというものでしょう。入ってみたくもありましたがさっきの子どもたちがいて邪魔したら悪いので入ることなく、そのまま動物園をあとにしました。
・サンパウロ動物園(Zoológico de São Paulo)
開園日：月ー日 9:00～17:00
入園料：１３歳以上 ３６レアル
１２歳以下、学生、６０歳以上 １５レアル（５歳以下は無料）
行き方：地下鉄青ラインのサウージ(Saude)Saúde駅からバスが出ていますSaúde
同期とクリチバ②
さてオスカーニーマイヤー美術館も見たところでお腹も空いてきました。お昼ごはんに行きましょう！天気もいいし町の中心部まで一本道なので歩いて行きます。旅行ではタクシー、電車、バスなどでの移動も欠かせませんが、歩くことでいろんな発見があるもの。例えばこれ。
ホントにカラフルできれいですよね〜。お恥ずかしい話、クリチバで生活し始めて7ヶ月経ちますがこんな近くにきれいなアートがあるとは知りませんでした。
それからこれ。
クリチバはパラナ州の州都でありブラジル南部の中心都市なので州庁（日本でいう県庁）や政府機関が集まってます。そしてここから一直線の道が町の中心部、歴史地区まで続いてます。外国らしい真っ直ぐな道ですよね。あとはクリチバ初のショッピングセンターなんかもあります。
そして歴史地区、ラルゴダオルデン(Largo da Ordem)を登って着いたのがマデーロ(Madero)。クリチバ発祥のハンバーガーショップです。クリチバに来たら外せないご当地バーガーがこちら！
見た目を裏切らない美味しさ。パリっとしたパンに溢れる肉汁。上手く食べないと肉汁が服にこぼれ出し、手はベタベタになるほど。このコンボで1200円くらい、ブラジルの物価からするとちょっと高いかもしれませんが食べる価値あり！みんなマデーロバーガーの虜になってしまいました。
さて、食後は歴史地区とショッピング通りを紹介してここで同期とは一旦お別れ、大学の授業に向かいます。その間、同期はショッピング通りを歩いて楽しむよう。大丈夫かなぁと心配してそわそわしながらの授業はあっという間に終わり、5時過ぎに合流。ホワイトハウスみたいな立派なキャンパスの階段に座り1人物思いにふけって待ってる姿ちょっとおもしろかったなぁ。特にやることも見つからず、暇つぶしにショッピングセンターへ。でもやっぱりお酒が飲みたいというのでもう1人の同期がよく言ってるというバー通りへ。ところが全部閉まってる！そうだ、今日は月曜だ…仕方ないので近くの売店で缶ビールと軽食を買って宅飲み。1時間ほどゆっくりするともうバスの時間。バスターミナルへ。同期はこれからパラナ州の田舎町、僕らの大学の先生の郷里を目指します。チケット購入を手伝い。せっかくなのでクリチバのモニュメント前で記念撮影。
そしてお見送り。同期はちょっと感極まってるようでしたが、せっかくのブラジル旅行楽しんでずっと笑顔でいてほしい！と願いも込め気丈にお見送りしました。
さて僕はただただ同期をお見送りに来たいい奴というわけではなく（もちろん何も用事がなくてもただただ見送りに行く奴です）、サンパウロ行きのバスチケット購入。そうです、実は僕も明日から2週間旅行します！のでこの続きは次回。
・マデーロ(Madero Burger)
営業時間: 月ー日 11:30〜22:00
住所: R. Kellers, 63 - São Francisco, Curitiba
同期とクリチバ①
９月４日、今日はなんと日本からクリチバに同期がやってきました。ブラジル留学しないからせめてブラジル旅行しとこうということで（この旅行でブラジルに魅せられ結局は１年間ブラジル留学します）、観光目的だとまず挙がらないクリチバに。７月からクリチバに来た１人も含め同期３人でクリチバ１日観光！といっても僕ら留学組は午後授業なので実質半日観光です。
３日前に１８０円カットで失敗され、人生初の（ほぼほぼ）坊主頭で二人に会うのは恥ずかしかったが仕方ない。昨夜遅くリオ観光からクリチバに着いた２人を迎えに行きます。二人とも疲れて寝過ごしてるかなと思いきや早起きしてました。そして朝一番で向かったのがタングア公園(Parque Tanguá)。以前ブログにも書いた通りクリチバNo.1スポットのジャルジン・ボタニコと迷いましたが自分が好きな方とその後の経路を加味して今回はタングア公園へ。
朝一で行ったから貸切状態。ホントにここ人気なの？ってツッコまれましたが、間違いなくクリチバ市民が選ぶNo.1公園なんです。それにしてもいい天気。雨で有名なクリチバですが、サンパウロから先輩が遊びに来た時といい今回といい来客のときには晴天に恵まれます。のんびり公園を一周。この日は残念ながら洞窟が封鎖されていましたがゆっくり昨日までのリオ観光の疲れをリフレッシュできたのではないでしょうか。最後の急な上り坂で余計に疲れたってことも否めませんが．．．
その後、徒歩でオペラハウスへ向かいます。１５分弱、歩いて軽く汗ばんだところに待っていた落胆。え、閉まってる。どうやら今日は月に１回のメンテナンスの日。他の観光客も封鎖された扉の前で落胆していました。そこにやたら元気なおじさんが。このオペラハウスの前でお土産屋さんを営む店主。「さあさあ、そんな顔せずうちに寄ってくれ。」せっかくなので入ってみることに。クリチバらしい自然を感じる店内。クリチバは有名な観光地ではないのでお土産・お土産屋さんはほとんどないのですが、Theクリチバのお土産って感じのものがたくさん売ってました。唐辛子を試食したりお酒を試飲したり、とても陽気なご主人で楽しかったです。
その後Uberを呼んで、通称"目の美術館"、オスカーニーマイヤー美術館へ。Uberの運転手が不思議そうに聞いてくる。「本当に美術館でいいの？今日は月曜だから空いてないよ」「いいよ、今日はこの子に美術館を紹介したいだけだから。外観がめっちゃきれいでしょ。彼女日本から来たんだよ」「マジかよ！すげーな。クリチバ楽しんで帰ってね」そんなこんなで着いた美術館。やっぱり目の形をしたこんな特徴的な美術館は他にないよね。いつもお決まりのポーズで写真撮影。いや、足までしなくてもよかったんじゃない…
クリチバ鉄道で行くモヘチスの旅
8月19日、ひょんなことからクリチバの鉄道にタダで乗らせてもらえることに！というのも先輩が世界バレーを見に行った時に知り合った人がこの鉄道のガイドで、しかも日本に住んでたことがあると。それで今度日本人の団体客が来るから日本語ガイドの練習をさせてほしいということで、そのお手伝いという形で乗せてもらいました。
電車も地下鉄も走ってないクリチバですが、なぜか観光用の山岳鉄道がある。噂に聞いていましたが、まさかよく使ってるバスターミナルの裏から出てるとは...知りませんでした。８時半にバスターミナル横の駅に到着。へーすごい、クラシックカーやジオラマが展示されてて今から乗る山岳鉄道の写真も。想像と全然違って楽しい駅だ。
さっそく事務所でお偉い方の許可をいただき手続きを済ませると発車時刻までしばし駅内を観覧。なんか白髪のおじいちゃんがひとりでうろうろしてるなー、親しげに従業員と話したりして、よくここの展示を見に来る人なのかな～なんて思ってたらなんとこの鉄道の社長だと。いやいや普通のおじいちゃんやん！と半信半疑でしたが展示されてる１枚の写真を見て確信。このおじいちゃんリオ五輪の聖火ランナーしてる！本当に社長だ。こんなフランクですぐ隣にいるおじいちゃんが社長なんて信じられませんでした。さらに信じられないことがもう一つ。列車内部の写真もあって一等車すごいなぁ、豪華すぎるでしょなんて先輩と話していたら今日招待してくれたガイドさんが一言、「今日これに乗るよ」。「・・・えーーー！！！」
ということでさっそく出発。今日招待してくれたガイドのフラビア(Flavia)さんとシルビア(Silvia)さん。
二人とも日本に住んでいたことがあり、ブラジル帰国後この鉄道でガイドとして働いています。今日のお客さんは娘の誕生日を祝うために親戚一同で利用されるご家族。なんでもおばあちゃんが１度この鉄道に乗った時にすごく感動したそうで、ぜひ孫の誕生日はこの鉄道に乗ってお祝いしようとのこと。こんなアットホームな超豪華列車の中に明らかに場違いな日本人が２人乗ったわけです…察してください。でもそこを気にしないで許してくれるのがブラジル人のいいところ。ぼくら２人はフラビアさんとシルビアさんの近く、隅っこのカウンターに陣取って日本語ガイドの練習をします。
にしてもホントに豪華な車内。こんないい列車もう一生乗れないぞなんて思いながらガイドさん２人が準備してるのを待っていると、シャンパンが開けられてる。さすが一等車！さすが誕生日パーティー！車内のご家族に配られていきます。そして最後、目の前にシャンパンが。え？「飲んでください」いやいや、そんな。日本語の練習で、タダでこんな豪華列車に乗せてもらってるのに…さすがに遠慮しましたがご好意に甘えていただくことに。この後、軽い朝食も出てそれもいただきました。ありがとうございます。
２人のガイドさん、日本語はペラペラなんですけどやっぱり敬語が難しいみたい。食事を出すとき、片づけるとき、飲み物をお伺いするときなどの接客の言葉づかいを教えました。そんなこんなやってるうちにどんどん山の中へ。今日はあいにくの雨だけどそれが緑を余計濃く見せてる気がする。ダムや滝、展望台などの要所・スポットで停車し案内をするガイド。
「この鉄道はもともと先住民が使ってたお茶の道だったところに…」「鉄道建設には一切奴隷を使わずヨーロッパ移民が作って…」「普通の貨物列車もこの線路を利用していて…」。ポルトガル語で説明が終わると今度はそれをぼくらの前で日本語で説明して、おかしなところがあれば訂正。そうしながらモヘチスに到着。普段は３時間ほどで着くらしいですが今日は５時間ほどかかって到着。お腹空いた～。
モヘチス、すっごく小さな田舎の町。特産品はバナナでいたるところにバナナチップスやバナナ飴が売ってあります。またバヘアード(Barreado)という郷土料理が有名で、この日のお昼はもちろんバヘアードを食べました。レストランが閉店間際でちょっと冷めてましたがとてもおいしかったです。その後、清流を眺めながら町の中心部を歩き集合場所へ。
帰りは大型バスでクリチバへ帰ります。途中海辺の教会にちょっと寄り道。高台の教会から見下ろす湾がきれいでした。後ろに並ぶ家もカラフルでかわいかったです。こうして今日のモヘチスへの鉄道の旅は大きな疲労とともに終了しました。
実は今日の旅、お客さん飛び入り参加（前もって言っていた人数より多くの親戚が来た）があって定員オーバーで座席が足りなかったり、ガイド用のマイクが壊れたり、朝食を温めるレンジも壊れたり、前を行く貨物列車の運行状況が悪くモヘチス到着に５時間以上かかったり、二人のガイドさん曰く過去最悪の旅だったとか。「本当にごめんなさい、すごく疲れたわ～」って言ってたけどゆったりと列車の旅を楽しめて大満足な１日でした。本当にありがとうございました。
この鉄道 Serra Verde Express に興味のある方は下記のURLからアクセスしてみてください。また、日本語ガイド希望の方はそのように依頼し今回の２人の名前を言っていただくと良いかと思います。
お出かけリオデジャネイロ３日目②
カフェコロンボを大満喫した後はビーチへ。せっかくホテルの目の前だったのにまだコパカバーナビーチを満喫してない。ということで地下鉄でコパカバーナへ。コロンボから近いウルグアイアナ(Uruguaiana)駅で地下鉄に乗り、シケイラ・カンポス(Siqueira Campos)駅で下車。ビーチは歩いてすぐです。
白い砂浜と青い海。世界中の人が憧れるビーチに足を踏み入れます。水着は持ってきてなかったので足だけ浸かって。きれいなビーチで子どものようにはしゃぎました。自撮り棒も大活躍。しばらくして疲れると二人でビーチに座って、南国らしくココナッツを飲みながらのんびりと。多分たわいもない話をずっとしてたんだろうな～。周りを見ると、ビーチに寝そべったり座って海を眺めたり、泳いだりビーチバレーやビーチサッカーをしたり、暖かいのもそうだけど、たくさんの人がビーチライフを楽しむ光景はとても真冬とは思えない。でも夏は歩くのも大変なほど人で溢れかえるらしいのでオフシーズンの冬に来るのがちょうどいいかも。程よい人の数で。ただ水は冷たいから泳ぐには相当元気が必要です。
日もだいぶ傾き、気付けばもう5時。ちょっと早いけどビーチ近くのレストランで夜ご飯。店前のメニュー表示に惹かれて入ってみましたが、せっかくなのでブラジルの伝統料理フェイジョアーダ(feijoada)も頼みました。ところがこのフェイジョアーダがすごかった。1人前を頼んだつもりが2人でも食べきれない量がドーンと出てきて。おいしいけどこんなに食べれんよ。これなら他にリゾットとか頼まんでよかったなぁ...
多すぎるフェイジョアーダを少しずつつまみながらレストランでゆっくり過ごし、ホテルで荷物を受け取ってから空港へ。リオからサンパウロのグアルーリョス空港へ行き、そこでお見送り。また半年後ですね。自分は空港に一泊して早朝の便でクリチバに帰りました。
お出かけリオデジャネイロ３日目①
7月12日、旅行最終日。朝はゆっくりして時頃からセントロ地区の北の方へ。Uberを呼んで相乗りになったけど、これがすごく楽しかった。いかにもリオらしい陽気な運転手とブラジル人女性2人組。この3人の掛け合いが最高に面白い。海外のコメディー番組を見てるようでした。そして目的地に近づいてきたところで、運転手が軍施設の通り抜けにトライ。本当はいけないんだけど近道らしい。入り口で門番の軍人に止められた。「Uberだよね、ここ通り抜け禁止だから。」「いや、この観光客の日本人が体調悪いらしくて...」助手席に座ってた自分を突然指さす運転手。ということで急遽コメディー参加。めっちゃ体調悪そうな演技。さっきまで隣でぴんぴんしてたのにね。「確か病院があるだろ。え？どこにって...ほら...そこらへん」。完全にウソだしバレてる感じだったけど怪しそうに見ながら最後は通してくれました。みんなで大爆笑しながら目的地に到着。トゥモローミュージアム(Museu do Amanhã)。
名前の通り近未来的な博物館。とてもきれいな建物だったので来てみましたが、想像以上の美しさ。デザインが素敵だし白い建物が青空に映える。海にも面していて、正面にはI Love Rioのモニュメント。外観だけで十分に満足です。もともとこの博物館を見るだけで中に入るつもりはありませんでしたが、開館前から長蛇の列。どんな展示があるのかちょっと気になりました。
その後、横浜のような赤レンガ倉庫が並ぶ港を歩きました。リオとは思えないほどのどかな感じでいいですね。しばらく行くと巨大なグラフィックアートが。世界最大級のグラフィックアートらしいです。ここは路面電車も走ってます。これに乗って街の中心まで行こうと思いましたがSuicaみたいな電子カードが必要みたいだったので諦めて徒歩で向かうことに。 昨日出会った日本人のご夫婦に教えてもらったカフェを目指します。歩いてる途中で出くわす古そうな建物を見ると、リオってやっぱり古都だよなぁって感じます。寄り道して立派な教会にも入ってみました。ちょうどミサを行う時間だったらしく、参加しませんかと声をかけられました。
その後、地図を頼りに目指すカフェへ。かなり有名なカフェらしいのですが随分と細い路地にあるようです。道が合ってるか不安でしたが、見つけましたカフェコロンボ。
入ったら分かる、すごいとこやん。とにかくキラキラしてて高級感が漂う。とにかく店内が輝いてます。1階が軽食のカフェ、2階がレストランになってるようで、もちろん迷わず1階へ。こんな高そうなとこで優雅にお昼を食べるほどの財布の余裕はありません。勇気を出してメニューを開くと…想像してたほど高くない。軽食なら普通のレストランで食べるのと変わりません。二人でコシーニャ(ブラジルコロッケ)とバカリャウボール(鱈の身をボール状にして揚げたもの)を頼みました。
にしても何だか落ち着かない。煌めく店内にきょろきょろしちゃいます。本当にすごいカフェだ。せっかくなのでデザートも食べることに。2人でアサイーのチーズケーキを食べました。めっちゃおいしかった。ボリュームもすごかったのでお腹いっぱいになりました。大満足です。昨日教えてもらってよかったなぁ。
・トゥモローミュージアム (Museu do Amanhã)
営業時間：火－日 10:00～18:00
住所：Praça Mauá 1 - Centro - Rio de Janeiro
地下鉄の駅からちょっと遠いのでuberなどで行くことをおススメします
・カフェ・コロンボ (Confeitaria Colombo)
営業時間：月－金 9:00～19:00
土 9:00～17:00
住所：Rua Gonçalves Dias, 32 - Centro- Rio de Janeiro
地下鉄のカリオカ(Carioca)駅もしくはウルグアイアナ(Uruguaiana)駅が最寄りです
