世界一危険なブラジル、見聞録

ブラジル旅行のハンドブックに

お出かけリオデジャネイロ2日目②

セラロンの階段を出てすぐの所に白い水道橋が出現。水道橋と言えばイタリアとかヨーロッパのイメージやったけどリオにもあるんや~。そういえば大学の授業で先生がそんなことを言ってたような、ビデオを見せてこれはリオの水道橋ですって。もう2年も前のことだからすっかり忘れてました。真っ白で綺麗やな~。でもホームレスみたいな感じの人が広場にたくさんいたのでちょっと怖かった。あとで聞いたけどここは危険ゾーンらしい。ファベーラ(スラム街)も近くて。この水道橋、今は列車が走ってるらしいけどファベーラ直通らしい。確かにこの広場ちょっと怖い感じがしたので注意が必要です。でも他の観光客が普通にケータイ出して写真撮ってたので、大丈夫だなって感じでいっぱい写真撮りました。ここだけ切り取るとヨーロッパみたい。

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それからすぐ近くの大聖堂へ。水道橋のある広場から道を上ってくと左手に現れます。全然教会っぽくないコンクリートの建物ですが、中に入ると中央に十字架が吊るされ讃美歌が流れています。四方に見事なステンドグラスもあり、とてもユニークで近代的な大聖堂だなと思いました。訪れる人みんなが写真を撮ってたので、キリスト教の聖堂っていうよりは観光地としての側面の方が強いのかなって感じです。聖堂の後ろの方にはさっき行ったコルコバードの丘とキリスト像が見えます。

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次は市立劇場へ。大聖堂を右に出ると市立劇場などがある街の中心部へ。オフィスビルなども並び段々と人が増えていきます。地図を頼りに路地を進むと市立劇場のある広場へ。ここに来てようやくリオらしい一面を垣間見た気がしました。というのもリオと言えば治安。ブラジルで一番治安の悪い街というレッテルが張られています。ところが今までそんなことは全く感じなかった。強いて言えばさっき行った水道橋のあたりはちょっと雰囲気悪かったけどクリチバと変わらない。ブラジル一危険な街って言われる理由が全く見当たらなかったけど、この広場に来てその片鱗を見た気がしました。広場にずらっとホームレスが座ってて、自分たちが目の前を通るたびに睨んだり「中国人。謝謝。ありがとう」と怒鳴るように言ってきたり。広場に面した裏路地や細い路地にも睨みを利かせながら立っている少年たちが。クリチバにもホームレスはいるけど目つきが全然違う。ここは油断するとやられるかもしれないと感じました。なので写真は撮れませんでしたが、市立劇場はすごく立派で絢爛でした。劇場の入り口ではドレスを着たモデルが撮影をしてるほどです。お腹も空いたので広場にあるレストランへ。ちょっとでも覗いてるとすぐにウエイターが寄ってくるのがリオのやり方。そしてすぐに席を準備して案内します。日本人は断るのが難しいかもしれませんね。外に席があったのでちょっと心配しましたが、ここには怖い人たちは入ってこないようです。ので、ここから劇場の写真を撮りました。パステルも美味しかったです。

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レストランを出ると商店街へ。通りのあたりにはたくさんお店があるらしいので行ってみることに。さっき行った聖堂まで戻ってそこから道を上ります。途中教会にちょっと寄り道。庭にある授業風景のモニュメントが素敵でした。それから再び商店街方面へ向かって歩いているとなんか立派な建物発見。せっかくなのでちょっと寄ってみると歴史のある蔵書館でした。しかも写真映えすると有名なところらしく、確かにハリーポッター的な雰囲気があるな~と。ここで奇跡が。朝コルコバードでお会いした日本人ご夫婦と再会!何かのご縁でしょうか。ここでもお互いに写真を撮り合いました。それと奥さんが「ここの本借りれないけど取って読んでいいらしいよ」とおっしゃたのですごいなぁと思いながら目に留まった本を手に取ってみると、警備員さん大激怒。ブラジル人がこんなに怒ってるの見たことないってくらいの険相で睨まれてしまいました。本当に怖かった...本に触れるのは厳禁らしいので行かれた際は注意してください。

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行き方:

今日行った場所はすべてリオの中心街で、地下鉄のカリオカ(Carioca)駅周辺です。ヘプブリカ・ド・パラグアイ通り(Av. Republica do Paraguai)を中心に歩いています。

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