世界一危険なブラジル、見聞録

ブラジル旅行のハンドブックに

オウロ・プレット観光②

"陰謀の博物館"を出た後はカルモ教会(Igreja Nossa Senhora do Carmo)へ。朝はじめに探したときは気づきませんでしたが、博物館の真横にある教会がカルモ教会でした。博物館出てすぐ左の道を進み到着。少し高台にあり階段を上ります。入り口付近では美大生と思われる学生が思い思いに絵を描いていました。入館料5レアルを払っていざ教会内へ。ここでもカメラ撮影が禁止されているため写真を撮ることができませんでしたが、先ほどのピラール教会に比べ落ち着いた感じの教会でした。教会の隣に附属の小さな博物館がありましたがそこには入らず、教会周辺の庭をうろうろして終わりました。教会を出て階段を下った右側にラテンアメリカ最古(と言われている)の劇場があります。が、閉まってて中に入ることはできませんでした。残念。

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そして、いよいよオウロ・プレットNo.1の教会へ。チラデンチス広場から少し下ったところにあるサンフランシスコ・ジ・アシス教会(Igreja de São Francisco de Assis)。教会前には露店も開かれ観光客でにぎわってます。まずはサンフランシスコ教会からさらに少し下ったところにある教会へ。ここは見晴らしがよく、街並みをバックに写真を撮るのに適しています。写真を撮った後、サンフランシスコ教会へ戻り教会内へ。ブラジルのミケランジェロと称される芸術家アレイジャディーニョが建てた教会で、独特で少しグロテスクな彫刻が特徴です。他には見られないようなユニークな教会で、すごく迫力がありました。カメラ撮影禁止がもったいないなぁ~。

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この後は昔使われてた実際の金鉱・坑道を見たいなぁということでシコ王の金鉱(Mina do Chico Rei)へ。ここではアフリカの王子が奴隷として働かされていたそうで、一国の王子が奴隷になる世の中って今では想像できないなと。だからなおさらこの金鉱を見てみたいなと思いました。ところがここで事件発生。橋を渡った先に目当ての金鉱があるのですが、その橋の上にいわゆるキャッチが待機してます。50レアルで金鉱まで連れてくよってやつです。橋を渡ってそのまま進めば問題なく着くのですが、そこは狡猾な彼ら。「俺らが連れてってやるから!学生なら半額だよ、ガイドが一緒じゃないと中に入れないよ」などと言ってなかなか通してくれません。そしてしつこくついてきます。彼らの見た目がすごく怖かった(ホームレスみたいな格好)し、まだまだブラジルに恐怖感もあり「一人で行けるから通してくれ」と言えず…結局「興味がないから、ありがとう」と言って逃げました。回り道をして他の道から、また、他の有名な坑道も試みましたが金鉱に続く道はすべてキャッチが押さえていて。一人で突っ切る勇気もなく金鉱見学は諦めました...とても残念だけどまたオウロ・プレット来る理由ができました。

・カルモ教会(Igreja Nossa Senhora do Carmo)

開館日:火-日 8:30~11:00、13:00~17:00

入館料:5レアル

・サンフランシスコ・ジ・アシス教会(Igreja de São Francisco de Assis)

開館日:火-日 8:30~12:00、13:30~17:00

入館料:10レアル(学生5レアル)

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