世界一危険なブラジル、見聞録

ブラジル旅行のハンドブックに

オウロ・プレット観光①

6月16日、朝7:30にオウロ・プレットへ到着。約半日のバス移動はもちろん疲れますが、それ以上にストレスを感じたのは後ろのおじさん。みすぼらしい格好で叫んだり歌ったりとずっと騒いでて。そして、隣のおばさんにずっとちょっかい出してました。この2人、バスターミナルから一緒にいたけど夫婦ではなさそう。おばさん常にそっぽ向いてたし、どうもこのおじさんが「荷物持つから」という感じでナンパしようと、無理やりバスまで一緒についてきたみたい。おばさんの態度とバスの乗客全員の空気で察しろって感じでマジで迷惑な男でした。

オウロ・プレットに着くとわくわく感で今朝までのバスでのことはすっかり忘れてしまいました。バスターミナルで翌日のバスのチケットを買うと早速町の中心へ。まだ霧のかかる道を10分ほど下っていくとオウロ・プレットとご対面。日本語で「黒い黄金」という意味のこの街はブラジルゴールドラッシュの中心であり、ブラジルの歴史が随所に感じられる世界遺産の街です。今まで見てきたブラジルの街とは明らかに異なる街並みに感動。これは期待が膨らみます。

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街の中心、チラデンチス広場(Praça Tiradentes)に着くとまずは北の小高い丘の上にあるという教会へ。朝一でやる気もいっぱいということでどんどん登って行きますが、いっこうに姿を見せない教会。事前に調べた場所はちょっとした展望台になってるだけで教会はない。おかしいなと思いつつも、時間はたっぷりあるのでまだまだ登ります。協会はこちらという標識もあったのでもう少しだろうとさらに30分ほど登り続けましたが、出くわすのは民家のみ。地元の人もこんな所に観光客かぁ~と不思議そうに見てくるのでこのあたりで断念。結果、45分ほど山登りしただけになりました。でも、高台から朝日に輝くオウロ・プレットを一望できたので良かったです。綺麗でした。

再びチラデンチス広場に戻ると人が増えて少し活気づいてきました。オウロ・プレットは何といっても歴史的な建物、特に教会が街のあちこちにあり、今回の旅の最大の目的でもあります。早速、オウロ・プレット三大人気教会の1つ、カルモ教会へ。しかし、そのカルモ教会がなかなか見つからない。旅行のときはいつも事前に地図を作って行くのですが、どうも場所を間違えて描いていたようで…もう1つの三大教会、ピラール教会(Basílica Nossa Senhora do Pilar)に先に着きました。教会の前の売店で入館料8レアルを払い、教会内へ。さすがオウロ・プレットの教会、金をふんだんに使った豪華絢爛な装飾に圧倒されました。残念ながら写真撮影禁止でしたが、目に焼き付く金装飾でした。

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その後、再びチラデンチス広場へ戻り、正面のインコンフィデンシア博物館(Museu da Inconfidência)、通称"陰謀の博物館"へ。1822年にブラジルはポルトガルから独立しましたが、その独立運動の先駆けとなった「ミナスの陰謀」やリーダーのチラデンチス(Tiradentes)についての資料などが展示されています。オウロ・プレットに来た際は必見の博物館です。ここも写真撮影が禁止されていて、荷物はすべてロッカーに預けます。

*この博物館を正面に、チラデンチス広場の左手に観光案内所があるのでそこでオウロ・プレットの地図をもらいましょう。それぞれの教会や観光地への行き方はこの地図を参照してください。

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・ピラール教会(Basílica Nossa Senhora do Pilar)

開館日:火-日 9:00~10:45、12:00~16:45

入館料:8レアル

・インコンフィデンシア博物館(Museu da Inconfidência)

開館日:火-日 10:00~17:00

入館料:10レアル(学生、65歳以上は5レアル)

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