世界一危険なブラジル、見聞録

ブラジル旅行のハンドブックに

憧れのサンパウロ①

4月29日、ついにこの日がやってきました。憧れのサンパウロへ!自分の生まれ故郷であり留学の最大の理由、サンパウロ。高校生のときから行ってみたいという思いだけで、今こうしてブラジルにいます。そしてようやくその夢が叶います。本当はもう少し遅いタイミングで行く予定でしたが、大学の大先輩の方がサンパウロにいらっしゃるとのことだったので、祝日も利用して3泊4日のサンパウロです。

29日の大学の授業後、夕方の便でクリチバからサンパウロへ。コンゴ―ニャス空港(国内線)では、去年自分の大学に留学してたブラジル人の友達が迎えに来てくれました。今日は彼の家にお世話になります。びっくりしたのは渋滞。何しろサンパウロは人口が多いのでラッシュ時の渋滞が半端じゃない。この日はまだマシやったらしいけど1時間半ほどかかってようやく家に到着。お父さん、お母さん、妹が出迎えてくれました。夜も遅かったのでこの日は友達とゲームをして終わり。日本のゲームやったけどよくわからんかった…

翌日、友達は朝からBUNKYOというところへ日本語の勉強に行ったので午前中は一人で移民博物館に行きます。電車で行こうと思ってましたがお母さんが親切にも送ってくれることに。お母さんの準備が終わるまでお父さんが家の周りを案内してくれました。ドン・ボスコ駅が最寄りのサンパウロ郊外。地下鉄の駅や邸宅跡などに連れて行ってくれて、コーヒーもご馳走になりました。お母さんの準備も整い、いよいよ移民博物館(Museu da Imigrção)へ。ブラジルの移民について興味があったので絶対行きたかった場所。ここはブラジルに来た移民が一時的に収容された場所で、遠く海を渡った日本人もまずはこの場所に滞在してその後ブラジル各地に散っていったとか。ブラジル移民の資料や当時の物が多く展示されていて興味深かったです。

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サンパウロ移民博物館

その後友達とリベルダージ(Liberdade)で待ち合わせ。あの有名な日本人街です。地下鉄に乗ろうとしましたが、チケット売り場は長蛇の列。30分はかかりそう。このままでは待ち合わせに大幅に遅れるので仕方なくタクシーを拾いました。25レアルくらい。無事待ち合わせ場所につくと、自分の大学に去年留学してた友達がもう2人待っていて、4人でお昼ご飯へ。どんな日本料理が食べれるのかなぁ~と期待して連れられたのは中華屋さん。あれ?友達曰く、本当の日本料理がどういうものか知っている人は日本で食べたほうが良いそう。わざわざここで食べることはないとのこと。要は日本と味や指してるものが違うってこと。ブラジルの日本料理もちょっと気になりますが、また何度かサンパウロには来るつもりなので次の機会に。

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この日は日曜日でリベルダージでは市が開かれてました。それもあり大盛況。想像以上に多くの人であふれてました。日本人街と謳っているものの中国や韓国も混じった東洋街といった印象を受けました。でも、歌舞伎の絵やすき屋(牛丼)があったり、お店や市には日本の食べ物や商品が並んでいて日本を感じれる空間でした。ブラジル人の描く日本ってこんな感じかぁ~。それからみんなでリベルダージの奥にあるブラジル移民日本資料館へ。日本人の移民に特化した博物館で、ここを訪れれば日本人移民のすべてを知ることができます。この日はなんと学生は無料で入れました。受付は日系人のおじいちゃんで日本語通じるし、何より説明が日本語だからうれしい。日本人移民の歴史や当時の生活を知ることができました。

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その後はタクシーで空港近くのホテルへ。夜の7時から大学の大先輩の方とお寿司を食べに行きます。少しホテルで休憩してから待ち合わせ場所へ。ところがタクシーが捕まらない。ホテルに頼んでも来るから待てと言われて気づけば7時。ようやく来たと思ったらスペイン語訛りの変なドライバーで、何言ってるかわからんし全然違うとこに連れて行かされるしで散々でした…30分遅れでようやく到着。大先輩にひたすら謝り、その後近くのお寿司屋さんへ。「新寿司」。ここがサンパウロで一番おいしいお寿司屋とのこと。入ってすぐわかりました、高級なとこやん!しかもカウンター。ブラジルの寿司は基本サーモンだけですが、ここではマグロや鰻まである。人生最初で最後のカウンター寿司だなぁと思いながら味わいました。もちろん今まで食べた寿司で一番。大先輩からブラジルのいろいろな話や仕事についてお聞きすることができ楽しかったです、御馳走様でした。この店のお客さん・職人さんのほとんどが日本人のような顔をしてて日本語もちらほら聞こえ、やっぱりサンパウロだなと感じました。

サンパウロ移民博物館(Museu da Imigração do estado de São Paulo)

営業時間:火-土 9:00~17:00

     日 10:00~17:00

入場料:10レアル(高校生以下の子ども、大学生、60歳以上は5レアル / 土曜は無料)

行き方:地下鉄の赤ライン、ブレセール・モーカ(Bresser-Mooca)駅の南口(改札出て右側、多くの人が使っていて栄えている側)を出て右にまっすぐ進むとつきあたりに博物館があります

・リベルダージ(Liberdade)の日本人街

行き方:地下鉄の青ライン、リベルダージ(Liberdade)駅を改札出て左に上ると日本人街の入り口です。地下鉄の料金は3.8レアルです

・ブラジル移民日本資料館

営業時間:火-日 13:30~17:00

入場料:10レアル(11歳以下の子ども、学生、60歳以上は5レアル)*現金のみ

行き方:リベルダージ駅から日本人街を進みます。左手にNikkey Palaceというホテルが見えて1つ目の交差点(右に入れる道では2つ目の道)を右に曲がるとBunkyoという大きな建物(1階部分が茶色)があります。この左隣の建物の7,8,9階が博物館です。建物の入り口には381と番号が書いてあります。

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