世界一危険なブラジル、見聞録

ブラジル旅行のハンドブックに

"目"の美術館

4月23日、この日はクリチバ2大観光名所の1つ、オスカー・ニーマイヤー美術館(Museu Oscar Niemeyer/ MON)へ。この週に21回目の誕生日を迎え、人生初の誕生パーティーを開催。たくさんのブラジル人、留学生の友達に祝ってもらいました。もちろんそのパーティーでもお祝いしてくれ、いつも一緒にいるクリチバの"姉兄弟"3人でこの日は美術館へ。オスカー・ニーマイヤーはブラジルを代表する世界的建築家。日本での知名度こそ低いですが、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞しており、ニューヨークの国連本部やブラジリアなどを設計しています。クリチバにあるこの美術館も彼が手掛けており、そのユニークな形から"目の美術館(Museu do Olho)"という愛称で呼ばれます。

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クリチバのシンボルの1つ。この目は美術館の一部で、メインは奥の方の四角い建物。といってもこっちに目を奪われます。「日本では絶対にないよな~、すごいなぁ」としばらく見入ってからいよいよ美術館の中へ。入り口では空港のように金属チェックと手荷物検査があります。ブラジルではリュックを美術館内に持ち込むことはできないので、入ってすぐの受付でリュックを預けます。カメラはOKですがフラッシュ撮影は禁止です。

外見に劣らず美術館内も本当にきれいです。地下にはオスカー・ニーマイヤーの手掛けた建築の模型や近代彫刻などが展示されてます。また、子どもや一般の人が絵を描くスペースもありました。美術館の中にこういうスペースがあるって素敵やね。

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 さあいよいよ目の中へ。地下通路から目の部分へと向かうんやけど、この地下通路が本当にきれい。真っ白で幻想的。上を見ても天井がどこにあるのかわからない、高さの感覚が分からなくなります。個人的にはスターウォーズのゲームに出てくるある通路に似てるな~と思いました。はたして共感してくれる人はいるでしょうか?この通路を抜け、エレベーターを上がるといよいよ目の内部です!ところがこの日は封鎖されてました。展示の準備中ということらしいです。定期的に展示品が入れ替わるようで、この期間はちょうど次の展示に向けた準備期間。残念…

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メインの建物へ戻り、気を取り直して二階へ。10ほどの部屋でそれぞれのテーマについての展示を行っています。メインは現代アートですが、17世紀の出版物やクリチバの画家特集などもありました。自分はあまり現代アートが好きじゃないけど、いろいろな展示があるから楽しい。また、これらの展示も期間限定で、ある期間が経つと別の展示が行われるようです。そのため準備中の部屋もありました。これだと何度来ても飽きずに楽しめますね~

この日は日曜だったので多くの人が訪れてました。美術館の前は公園になっていて、犬を遊ばせたり、のんびりピクニックを楽しむ人でいっぱいでした。ダンスや音楽の練習をしているグループもいたり。この美術館はとても楽しい空間だなと感じました。

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営業時間:火-日 10:00~18:00 (入場は17:30まで)

料金:16レアル(学生は8レアル)、12歳以下の子どもと60歳以上の方は入場無料

   水曜日も入場無料です

行き方:Uberが便利です。美術館内とチケット売り場横のカフェにWi-Fiがあるので帰りもUberが使えます。もし中心の歴史地区(Centro Histórico)にいるのであればチラデンチス広場(Praça Tiradentes)からバスも出てますし、30分ほどかかりますが歩いていくことも可能です。大きな一本道を上っていくだけですし、途中にショッピングセンターやパラナ州庁など見どころもあるので、時間に余裕のある方には歩いていくことをおススメします。

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